更新日 2021/3/3

災害時の活用法

ソーラークッカーは、様々な活用ができます。

クッカーを上手に使って、不便な避難生活を少しでも、安全で快適な物にしてください。

 

パラボラ型ソーラークッカー かるぴかの活用例

  ポイント ・冬至でも快晴ならお湯を沸かすことができる

       (目安 水1リットル 58分(12月26日快晴8時42分〜 黒やかん使用)

        ・鍋でレトルトパックなどを温めることができる

 

・お湯が沸かせる

 <食べ物に利用>

  ・アルファ米などを温かい状態で食べる事ができる(やかん、水)

  ・インスタントラーメンや、インスタントコーヒーなど熱湯が必要な食品を飲食できる

  ・レトルト食品を温める事ができる

 

 <乳児のために>

  ・哺乳瓶が煮沸消毒ができる(蓋付き鍋、水)

  ・水を沸騰させる事ができるので乳児用に安全な水を得られる(やかん、水)

    薄曇りでも、60度以上を30分維持できれば、水を殺菌できる

    60度以上の目安は、鍋の縁に泡が沸いていること

    (乳児用調整粉乳(粉ミルク)に使用する場合は最低70度以上に加熱したお湯を使ってください/粉ミルクに混入している可能性のある菌(サカザキ菌)死滅には最低70度以上のお湯で溶かす必要があります)

 

 <湯たんぽ>

  ・お湯を60度くらいまで温めて耐熱性のペットボトル等に入れ、タオルなどで保温すれば、即製の湯たんぽを作れる

   (必ず、耐熱性のある容器を使用してください)

   (温度が高いと火傷したり、長時間同じ場所に当たっていると低温やけどの恐れがあるので、注意してください)

 

・ご飯が炊ける(目安 米1.5合 42分(12月19日 快晴 12時40分〜18cm黒鍋使用)

  ・おにぎりをおかゆにできる(おにぎり、鍋、水)

  ・ご飯を炊ける(米、鍋、水)

  ・おかゆを炊ける(米またはご飯 鍋、水)

  ・離乳食用に重湯や、パンがゆをつくれる

 

・乾物を利用できる

  ・切り干し大根や高野豆腐、豆など、乾物を水で戻した後、加熱料理できる

   (料理の幅が広がり、多様な食材、食べなれた料理を食べる事ができる)

 

・冷めた料理を温められる

  ・鍋やフライパンなどを使って、冷たい料理を温められる

 

蓄熱型ソーラークッカー グローバルサンオーブンの活用例

  ポイント ・冬至や、真冬でも快晴なら湯たんぽを温めることができる(金属製の湯たんぽ使用)

 

 ・蒸し野菜や蒸し芋ができる

  ・じゃがいもやサツマイモなどの芋類を入れておけば、加熱される

   (快晴なら夏は半日、冬は一日、ソーラークッキングすれば芋に火が通る)

   (側についている必要はないので加熱している間他の作業ができる)

 

・クッキングペーパーでご飯、蒸し魚、蒸し野菜などが作れる

 

・庫内に入るサイズのやかん(金属製)でお湯を沸かすことができる

 

・金属製の湯たんぽに水を入れて温めることができる(温めるときは蓋を外してください。温めた湯たんぽの取り扱いは十分注意してください。)

 

ソーラークッカーの使用上の注意

  ・余震等で安定性が悪くなるので、本体を固定するようにする

    (もしくは余震がそれなりに、収まった時点で使用する)

  ・余震で鍋、やかんが落ちたり、熱湯が飛ぶ可能性があるので、小さい子どもを近寄らせない

  ・サングラスがない場合は、反射面をなるべく見ないようにして、目の保護をする

  ・やけどに注意